自分で自分を束縛しないために必要な事
「せっかくここまで頑張ったのに」
「あんなに努力したのに」
「大金はたいて買ったのに」
だれしも、一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
これはサンクコスト(埋没費用)効果という思考バイアス(考え方の癖のような物)が働いた状態です。
サンクコストとは?
過去に払ってしまい、もはや取り戻すことができない費用のことです。
いわゆる「もったいない」の精神で、将来的に損失を取り戻せないと分かっていても引くに引けない状況になってしまうことが「サンクコスト効果」です。
これは、ありとあらゆる場面で起こる現象で・・・
恋愛⇨「長く付き合ったから」といって将来が見えないのに別れられずにいる。
仕事⇨「せっかくここまで仕事を覚えたから」といって自分に合わない職場なのにずるずる仕事を続けてしまう。
遊び⇨ギャンブルやゲームセンターなど「投入した金額」に対して「やめたら回収できない」と思いやめられなくなる。
学歴⇨学歴を生かさないともったいないと思い込み将来の選択肢を狭めてしまう。
このサンクコストが束縛になってしまい、あなた自身の将来を自分自身で束縛してしまう結果につながります。
将来の時間やお金はかけがえのない物なのに、自分にとって価値のない物に投資し続けるのはあまりにも勿体無いですよね。
なので、「もったいない」と思うのではなく「良い経験を買った」と思考を変えてみることで将来的に得する方向に進むことができます。
その結果、自分の成長につながります。
実はサンクコストを考える時の「もったいない」って、他人軸で思考が働いている事がほとんどなんです。
親・兄弟・友人・知人に、もしくは世間的に「今止めるのはもったいないよ」と言われる事で「確かにそうかも・・・」と他人軸に支配されています。
今に目を向けて「今自分がどうしたいか?」を考えましょう。
悩むのも、辛いのも、決断するのも、その道を進むのも全部自分なのですから自分軸で生きましょう。
あなたは「今悩んでいる事」ありますか?
いつでも相談にのりますので気軽に連絡してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。