【名言 No3】薬を10錠飲むよりも…
薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果があるはず。
A good hearty laugh would help more than ten Valerian pills.
出典:アンネ・フランク
ナチスのユダヤ人迫害から逃れながらも、希望を失わずに精一杯生きた少女アンネフランク。
明日の自分の命の補償もない。
そんな過酷な環境下で生きながらも、こんな言葉を残せる人がどれほどいるでしょうか。
実はこの「笑顔には力がある」という考え方。
単なる、希望論や迷信なんかではないようです。
習慣的に笑顔の多い人はそうでない人に比べて、寿命が伸びるということが科学的にも検証されているんです。
アメリカのウェイン州立大学のアーネスト・アベルという人がメジャーリーガーの選手名鑑の一種を使って、その中で既になくなっている選手の生前の写真を230名選んで、彼らの寿命を調べました。
それぞれの選手の写真を「笑顔なし」「口元だけ笑顔」「歯を見せた笑顔」に分けて寿命の平均を調べた結果。
「笑顔なし」…72.9歳
「口元だけ笑顔」…75.0歳
「歯を見せた笑顔」…79.9歳
明らかに笑顔を大きく見せるほど、寿命も長くなっていることが分かります。
日本でも言われている「笑う角には福きたる」という迷信は、科学的にも正しかったんですね。
こうした「古くからの言い伝え」には、実は科学的にも正しかったことが証明されていることが結構あるんです。
それについては、あらためて紹介できたらなと思います。
「健康で長生きできること」ほどの「福」はないですよね。
「辛くて苦しい時に笑うことなんかできないよ。」
という意見もあるかと思いますが、そんな時は一旦しっかり落ち込んでから気持ちを切り替える時に笑えば良いんです。
好きな友達といる、面白いテレビを見る、忙しく遊びの予定を入れる、一日中好きなバラエティ映画を見る。などなど。
半ば無理やり笑うのでも良いんです。
そうすればいつの間にか、自然と本当に笑える様になってきます。
ニコニコしている人は、寿命は伸びるし、仕事も上手くいくし、周りの人まで幸せな気持ちにすることができます。
この記事について調べながら書いていると、しかめっ面をしながら書いている自分の顔が暗くなったパソコンの画面に映りました。
気をつけよう。
なるべく笑顔を心がけよう。
あなたの「ついつい笑顔になってしまう出来事。」はなんですか。
コメントなどで教えていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。