人間関係に悩まないための3つの鉄則
アドラー心理学で有名な心理学者アドラーは「人の悩みの全ての原因は人間関係の悩みである」と言い切るほどに、人は人間関係について悩み苦しんでいる人がたくさんいます。
今日は、そんな人間関係に悩まないための3つの鉄則を紹介できたらなと思います。
みなさんの今後の生活に少しでも参考になれば嬉しいです。
今日の記事は少し長くなりそうなので、お時間ある時にゆっくり読んでいただきたいなと思います。
1、嫌われる勇気を持つ
これは結構いろいろな心理学系の本でも言われていますよね。
一番有名なのは、やはりこの本でしょうか↓↓
人はどうしても「皆に好かれたい」「できるだけ嫌われたくない」と思う生き物です。
太古の昔、僕たちの先祖は仲間はずれにされてしまうと命に関わってくるような生活をしていたので、遺伝子レベルで「嫌われたくない」と言う本能が備わっているそうです。
しかし、現代においてはその限りではありません。
一部の人に嫌われたところで、わたしたちの生活には何の支障もないんです。
時々「友人に嫌われた。あの人は顔が広いから、あの人に目をつけられてしまうともう今の生活はできなくなる。」と本気で悩み苦しんでいる人に相談されることがあります。
目をつけられて今の生活に支障をきたすほどの人というのは、せいぜい殺し屋くらいのものでしょう。
実際、いままで悩み相談を受けた人の中で、本当に生活が激変した人は1人もおらず「あの人に思ったほどの影響力はなかったみたいです。」と我に返ってびっくりする人ばかりです。
この記事でも紹介しましたが↓↓
人というのは、息をしているだけで誰かに好かれて、誰かに嫌われるようにできていると言う事を忘れてはいけません。
全ての人に好かれるというのは、現実問題不可能である。と言う事。
もし仮に、それができたとしたら、それは「自分を完全に見失っている」と言う事。
この2つを念頭に置いて、どうせ嫌われるなら自分らしく楽しく生きなければもったいないと言うことに皆が気づけるといいなと思います。
2、仕事場で友達を「作ろう」としてはいけない
「仕事場で友達ができません。」
これもよく相談されます。
趣味友達であれば、趣味思考が似通っていればすぐに仲良くなれます。
年齢も、性別もほとんど影響しません。
しかし、仕事場で友達を作るとなると話は別です。
趣味思考が合って、仕事の能力値がある程度拮抗していて、立場もそこまで差がなく、仕事に対する考え方も似通っている人なんてそうそう現れませんよね。
仕事場で友達を作れないのは、実は当たりまえなんです。
新しい友人関係を築きたいのであれば、仕事場以外の別のコミュニティーに行った方がいいです。
「友人を作りたい」という意欲のある人は、別のコミュニティーに行くと割とすぐに交友関係を広めることができます。
野菜畑に果物を採りに行っても収穫はできませんよね。
野菜を採りたければ野菜畑に。
友人を作りたければ、作りやすいコミュニティーに行きましょう。
3、搾取し続けてくる人とは適度な距離をとる
心理学用語で言う「テイカー」と呼ばれる人には気をつけましょう。
テイカーとは、あなたの色々なものを搾取してくる人です。
それは、お金や物だけでなく「時間」だったり「良い気分」だったりと様々です。
あなたの周りにいませんか?
「ちょっとお願いがあるんだけど…。」と、いつも何かをお願いしに近寄ってくる人。
立場や身分を利用してくる人。
「わからない」「出来ない」と、こちらの良心に漬け込んでくる人。
人間というのは、最初はどんなに良心的な思いで取り組んでいたとしても、やはり何の見返りもなく搾取され続ければストレスが生まれ、そのストレスは不満に繋がり、やがてトラブルを招きます。
誰かに何かを「してあげる」時には、自分のできる範囲で無理なくするように心がけましょう。
あなたの出来る範囲を、超えて搾取しようとしてくる人とは適切な距離をとるように心がけましょう。
以上の、3つの鉄則を理解していれば人間関係に悩まされる事がグッと少なくなるのではないかなと思います。
あなたの人間関係対策は何ですか?
コメントなどで教えていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。