【人間関係をスマートにする方法】2:7:1の法則というのを知っていますか?
誰しも一度は「できる事なら誰にも嫌われたくない。」「皆と上手くやりたい。」と思った事があるのではないでしょうか?
実際「嫌われる恐怖」に異様に敏感な人は多くいます。
人間関係に関する相談事は僕にも凄く寄せられます。
カールロジャースという人をご存じですか?
アメリカの臨床心理学社で来談者中心療法という精神療法を創始した、いわゆる「アメリカの偉い学者さん」てやつです。
その人が提唱している「2:7:1の法則」という人間関係の法則があるんです。
人間がグループを作ると、1個人に対して2:7:1の割合で関係性が分かれる。といった法則です。
2は「気が合う人」
個人に対して無条件で意見や考え方に肯定的な人。
あなたを好いてくれる人。
7は「どちらでもない人」
個人に対して特に感情はなく好きでも嫌いでもない、いわゆる(何とも思ってない)人。
あなたを何とも思ってない人。
1は「気が合わない人」
個人に対してとにかく意見が噛み合わず、否定的な人。
あなたを嫌う人。
どうでしょうか?
この法則を聞いたら「全員に好かれる」というのが無理な気がしてきませんか?
1の人に何とか好いてもらうように尽力するよりは、2の人に好きを返してあげたいなと思いませんか?
7の人たちに何とか理解してもらうよりは、2の人たちと楽しく過ごした方がいいなと思いませんか?
僕自身の体験談なんですが、僕は家族が大好きで子供が小さい時によく一緒に遊びに行ったりする所をInstagramにあげていました。
その様子を見てほとんどの人が微笑ましく感じてくれていたのですが、ある知人に酒の席で「お前は偽善者だ。あんなものをインスタにあげて良いパパアピールしてんだろ?」と言われた事がありました。
当時は凄くショックでしたが、今思えばあの人は「自分にとっての1の人なんだな」と理解できます。
自分を嫌っている人に嫌われないようにするというのは、今自分を好いてくれている人に反する行為になってしまうんです。
自分が自分らしく生きているのに、あなたを嫌ってくる人というのはもう「仕方ない」んです。
嫌われない努力よりも、嫌われる勇気を持ちましょう。
そして、あなたを好いてくれる人を大切にしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。